抗体 |
弊社開発の Anti Human α1 アンチトリプシン抗体 発売開始
2005年8月、コスモ・バイオ株式会社より発売となりました。(掲載ページへ)
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解糖阻止剤関連商品 |
弊社が開発した細胞の糖代謝(糖の消費)を停止させる方法は、血糖を測定するための採血管や癌細胞を見つける検査の検体保存などに利用されています。 |
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商品名 |
使用目的 |
製造元、販売元 |
ベノジェクトⅡ VP-FC052 |
血糖測定用解糖阻止 |
テルモ |
グルコセーブ SP-0402F |
血糖測定用解糖阻止 |
セキスイ |
セフサーティ |
細胞保存 |
ミズホメディー |
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診断薬工場製造商品 |
弊社では開発商品の製品化を自社診断薬工場でも行っています。
商品名 |
検査項目 |
測定原理 |
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イムノヘモプレート『いかがく』 |
便潜血Hb・Tf |
EIA法 |
LAヘモチェイサー「オート」 |
便潜血Hb・Tf |
LA法 |
LAシスタチンC「いかがく」 |
シスタチンC |
LA法 |
i-アッセイCL 麻疹IgG |
麻疹IgG抗体 |
CLEIA法 |
i-アッセイCL 風疹IgG |
風疹IgG抗体 |
CLEIA法 |
i-アッセイCL 水痘IgG |
水痘帯状ヘルペス
IgG抗体 |
CLEIA法 |
(製造元・製造販売元 : 株式会社 保健科学西日本) |
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ウイルス抗体検査試薬 |
全自動化学発光免疫測定装置(CLEIA法)でウイルス抗体を検査するキットです。 |
i-アッセイCL 麻疹IgG |
i-アッセイCL 風疹IgG |
i-アッセイCL 水痘IgG |
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免疫便潜血検査試薬 |
イムノヘモプレート『いかがく』 |
LAヘモチェイサー「オート」 |
酵素免疫法を原理とし、
マイクロプレートを用いたHb・Tf同時測定用試薬 |
ラテックス免疫凝集法(LA法)を利用し、
汎用自動分析機でのHb・Tf測定が可能 |
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ヘモグロビ ン・トランスフェリン同時測定免疫便潜血検査について
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免疫学的便潜血検査は便中の血液成分を検出することにより、胃や腸などの消化管出血を検知する検査です。
弊社が開発したヘモグロビン(Hb)・トランスフェリン(Tf)同時測定法は大腸癌などの消化管疾患の見逃しの少ない検査法として病院等の医療機関で利用されるほか、企業検診、地域検診に取り入れられています。
便潜血反応は、消化管からの出血を検出する方法として、大腸癌など消化管疾患のスクリーニング法として広く利用されています。血液中に含まれるHbのパーオキシダーゼ様活性を測定する化学的便潜血反応(グアヤック法など)は肉食などで陽性になることがあり、検査前の食事制限が必要でした。1947年、Adamsらの研究に始まった、抗ヒトHb抗体を利用する免疫学的便潜血反応は偽陽性が少なく、検査前の食事制限が必要でないため、化学的便潜血反応に代わり利用されるようになりました。
しかしHbは便中で不安定なため、Hbだけを検出対象にする場合、出血を見逃してしまう可能性があることが判り、Tfを併せて測定することにより見逃しを少なくする「Hb・Tf同時測定法」が開発されました。 |
= 参考データ =
下のグラフで判るように、日本では大腸癌は増加しており今後も増加が続きます。

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シスタチンC測定用試薬 |
LAシスタチンC「いかがく」 |
ラテックス免疫凝集法(LA法)を利用し、
汎用自動分析機での高感度かつ迅速な測定が可能 |
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シスタチンC測定について
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腎機能検査の中で、GFR(糸球体濾過率)が、最も代表的な腎機能の指標として使用されています。GFRマーカーとして血清クレアチニンや血清β2ミクログロブリンなどがありますが、筋肉量の影響を受けたり、腎前性の影響を受けたりするなど、理想的なマーカーではありません。そんななか、シスタチンC(Cys-C)が2005年10月に新規保険収載され、従来の内因性マーカーより優れた腎機能検査として急速に広がっています。
Cys-Cは体内外の影響をほとんど受けず、全身の有核細胞で一定に産生されており、生理的にはシステインプロテアーゼインヒビターとして細胞の損傷を防いでいます。
またCys-Cは塩基性低分子であり、他の血清蛋白との複合体をつくらないため、腎糸球体から濾過され、ほとんどが近位尿細管で再吸収され異化されるという性質をもっています。
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<Cystatin C値とGFRの関係>
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