高脂血症の主な検査方法 |
HDLコレステロール
(善玉コレステロール) |
血管に余ったコレステロールを肝臓にもどして動脈硬化を防ぐ働きをします。高脂血症では、低値を示します。 |
LDLコレステロール
(悪玉コレステロール) |
多すぎると血管壁に沈着して動脈硬化を引き起こします。高脂血症では、高値を示します。以前は計算法で推定していましたが、最近、実測できるようになり、食事の影響も受けずに検査ができます。 |
リポ蛋白分画 |
家族性高脂血症及び二次性高脂血症の分類(T、Ua、Ub、V、W、Y型)の判定に用いる。 |
リポ蛋白(a)
Lp(a) |
リポ蛋白の亜型。動脈壁へのコレステロールの沈着に直接関与しており、冠動脈硬化、虚血性心疾患の独立した危険因子として用いる |
レムナント様リポ蛋白
コレステロール
(RLP−C) |
VLDLなどのリポ蛋白が分解され生じる中間代謝産物。脳梗塞や、心筋梗塞の危険因子として用いる。 |
アポリポ蛋白 |
リポ蛋白を構成する血清蛋白を約6種類に分類し、家族性高脂血症及び二次性高脂血症の分類(T、U、Ua、V、W、Y型)などの判定に用いる |