尿検査 |
尿蛋白 |
血液中の蛋白質は、腎臓でろ過されないため糸球体や尿細管に障害が起こると、尿中に蛋白質が漏れ出てきます。 |
尿沈渣 |
尿の中の細胞や細菌を顕微鏡で観察します。 |
NAG |
尿細管や糸球体障害で尿中に出現し、特に尿細管障害の早期発見に有用です。 |
尿中アルブミン |
尿蛋白が陰性でも、微量アルブミンを測定することで、糖尿病性腎症の早期発見につながります。 |
血液検査 |
尿素窒素
(BUN) |
蛋白質が分解された老廃物で、腎臓から排泄されます。腎臓の機能が低下すると血液中に増加します。 |
クレアチニン |
筋肉でエネルギー源として使われた老廃物で、尿素窒素と同様に腎臓から排出され、腎臓の機能が低下すると血液中に増加します。 |
電解質
Na、K、Cl |
水分、酸塩基平衡の変動の異常や、腎疾患、消化器疾患の診断に有用です。 |
尿・血液検査 |
クレアチニンクリアランス(ccr) |
1分間で何mlの血液が腎臓の糸球体でろ過されているかを調べる方法です。 |
α1マイクログロブリン |
肝臓で生産される蛋白質。腎機能が低下すると血液や尿中で増加します。 |
β2マイクログロブリン |
有核細胞表面に存在する蛋白質。腎機能が低下すると血液や尿中で増加します。 |