血糖コントロールの指標となる主な検査とその意義 |
HbA1c
(グリコヘモグロビン) |
赤血球中にあるヘモグロビンとブドウ糖が結合してできるグリコヘモグロビンを調べる方法。グリコヘモグロビンは、赤血球の寿命の120日間、結合したままなので、過去1〜2ヶ月の血糖コントロールの指標となる。
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フルクトサミン |
血液中のアルブミンと、ブドウ糖が結合してできるフルクトサミンを調べる方法。血液中のアルブミンの半減期は10〜14日なので過去1〜2週間の血糖コントロールの指標となる。 |
グリコアルブミン |
血液中のアルブミンがどの程度の割合でブドウ糖と結合しているか調べる方法。指標期間はフルクトサミンと同じ。 |
1,5AG
(1,5アンヒドロ
グリコシドール) |
ブドウ糖についで血液中に多く含まれる糖。腎臓でほとんど再吸収されるため、
糖尿病によりブドウ糖が尿に排泄されると低値になる。過去数日間の指標となる。 |