口腔の健康は、咀嚼・発音などの日常生活に欠くことのできない生活機能の維持を目的とした「QOL(Quality of life) 」の問題が、これまでの主要な課題でした。
最近になって、歯周病と糖尿病や心疾患などの生活習慣病との関連性が発見され、口腔の健康は、今や、全身的な健康課題となってきています。
ところが、これまでの歯周病検診では、様々な専用器具を用いた診査が中心だったために、検診の実施には多人数のスタッフと時間が必要でした。そして、診査者の目視による段階的な判定結果が診査記録に記されたため、客観的に把握しにくいという問題もありました。
歯肉溝バイオマーカー検査の採取キット